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1.カイガラムシ
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| 樹木類につく害虫では、最も種類が多い害虫です。貝殻のようなカラをかぶっていることが多いのでこの名前がつきましたが、コナカイガラムシやワタフキカイガラムシのようにカラをかぶらない種類もあります。
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日当たりや風通しの悪いところを好みますので、枝すきなどの手入れをこまめにします。
予防は、機械油乳剤を1月から2月に木全体に散布します。
幼虫の発生する5月ごろから、スミチオンやアクテリック乳剤、オルトラン水和剤などを散布します。
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2.アブラムシ
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この害虫も、木の栄養分を吸い取ります。春になり、温暖な気候になって植物が生長を始める頃、この害虫も活動を開始します。
アブラムシのついた木は、生育が悪くなり、葉が縮れたり花弁が変形します。
さらに、「スス病」やウイルス性の「萎縮病」も誘発します。
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| 一般の殺虫剤で、ほとんど退治できます。春の発生時期には、マラソンやスミチオンなどを、10日おきに全体に散布します。
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3.コナジラミ ・キジラミ
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体長が2〜3mmときわめて小さく、群生して木の養分を吸い取ります。
養分を吸い取られた葉は、生長障害を起こして縮れたりします。
また「スス病」の原因にもなります。
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温度の高い、通風の悪いところに多く発生し、主に葉の裏側につきますので、発見しにくい害虫です。
しかし、葉を揺すってみると白く小さな虫が飛び出してきます。発生を認めたら、オルトラン水和剤やアクテリック乳剤などを、葉の裏側に重点的に散布します。
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4.グンバイムシ
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葉の裏につく非常に小さな害虫で、木の養分を吸い、被害がひどくなると葉全体を白っぽく変色させ、落葉させてしまいます。
夏の高温と乾燥を好み、大発生してつぎつぎと木全体に広がり、木を衰弱させます。
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スミチオン、マラソン、ディプレックスなどを、7日から10日の間隔で、葉全体にかかるように定期的に散布します。
この定期的な繰り返し散布がとくに大切です。
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5.スリップス
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葉や花につく体長2〜3ミリの非常に小さな害虫です。
主にツボミや花びらにつき、その養分を吸います。
グンバイムシと同じように、高温で乾燥した条件を好みます。 |
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| 4月から10月にかけて発生しますが、最盛期は夏ですので、この期間にはマラソン、スミチオンなどを、7日から10日の間隔で、花や葉に重点的に散布します。
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6.ハダニ類
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肉眼では見えませんが、葉の裏に寄生して、植物の養分を吸います。何種類もいますが、一般的にはハダニ類として考えます。
高温と乾燥を好み、カンキツ類に多く発生し、その場合は実にも被害が広がります。 |
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4月から10月に多く発生します。雨に弱いので、乾燥が続いている時には木全体に葉水(水を散布すること)を行えば発生は抑えられます。
発生後は、ケルセンやオサダンなどを葉裏を重点的に散布しますが、一般的なダニ退治専用の殺虫剤でも効果があります。
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7.ケムシ
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いずれも、葉を食害する害虫で、ガやチョウ類の幼虫です。
一見してよくわかる害虫で、種類も多く、例えばアメリカシロヒトリなどは、短時間で葉を食い尽くすほどの被害を発生させます。
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害虫の種類によって異なりますが、主に4月から10月に多く発生します。
葉を食害する害虫類は、発見が簡単ですので、見つけ次第捕殺するか、薬剤を使用する時は、オルトラン水和剤やスミチオンなどを10日おきに3〜4回、葉に散布します。
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8.コガネムシ
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成虫は、花の咲くころに飛んできて、ツボミや花弁、新葉を食い荒らします。
尚、幼虫については別項目(コガネムシ2)にあります。 |
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5月から8月に多く発生し、飛来してきますので、見つけ次第捕殺を繰り返します。
薬剤散布の場合は、オルトラン水和剤かスミチオンを花を中心に散布します。
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9.カミキリムシ
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食害で被害を出す大型の害虫で、その成虫も幼虫も大敵です。
成虫は甲虫で、若い枝をかじりながら一巡するので、かじられた枝は枯れてしまいます。
このカミキリムシは、あちこちに飛び回りながら食害を続けます。
また幼虫は、木の幹に穴をあけ入り込み、木の内部を食い荒らします。この幼虫は別名「テッポウムシ」と呼ばれ、開けた穴から糞を出します。幼木の場合は枯れてしまいます。
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とくに4月から8月にかけてく発生しますが、年間を通じて見られる害虫です。
幼虫は、開けた穴から糞を出しますので、その穴にスポイトでスミチオンを注入し、土で穴をふさいで殺虫します。 成虫は捕殺がいちばんですが、産卵させないためには、親虫の発生する前の春に、株元に樹幹塗布剤のサッチューコートSなどを塗って予防します。
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10.ハマキムシ
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数種類のハマキムシがいますが、共通するのはその生態です。
その名前の通り、葉を巻いて袋状にしているものや、数枚の葉を綴り合せ、その中に潜んで新芽や葉、ツボミなどを食べてしまいます。 年に数回繰り返し発生し、いろいろな種類の植物を食害します。 |
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葉にくるまっていますので、薬剤がかかりにくい害虫です。
ですから使用する薬剤は、浸透性のあるオルトラン水和剤やアクテリックを、4月から10月の間に数回、葉を中心に散布します。
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11.エカキムシ
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数種類の仲間(ハモグリムシ類)がいて、葉の中に小さな虫が住み、葉の肉の部分を食害しながら移動します。
被害を受けた葉は、白っぽく絵を描いたように食い荒らされます。 |
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4月から5月と、9月から10月ごろ発生します。
オルトラン水和剤などの、浸透性のある薬剤で、春と秋の期間に2〜3回、葉を中心に散布します。
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12.ヨトウムシ
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この害虫は、昼間は暗がりなどにいますが、夜間出没して葉を食害します。
一般には草花や野菜に多い害虫です。 |
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春と秋に発生しますが、捕殺するのが一番です。
発生してしまった後は、スミチオンやオルトラン水和剤を、葉や葉裏(昼間はこの辺りか土中にいる)を中心に散布し、駆除します。
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13.ナメクジと カタツムリ
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一般によく知られた虫ですが、緑にとっては害虫です。
昼間は植木鉢の下や岩の下などに隠れていますが、暗くなるとはい出てきて、新芽や花びら、果実などをナメルようにして食害します。気がつかないでいると、意外に被害の大きくなる害虫です。 |
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3月から11月ごろまで発生しますので、とくに春から夏の新芽が出る頃や成長期、そして花の咲くころには、見つけ次第捕殺します。
またナメクジ誘引剤も利用できます。 |
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14.ミノムシ
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ミノムシ類は、いくつかの種類がありますが、いずれも葉や枯れ枝などで実を包み込んで巣を作り、枝先にぶら下がります。
そうしながら、葉を食害し、大きくなると枝の皮などもかじりだします。 |
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冬は冬眠しますので食害の被害はありませんが、4月から10月には活発な活動をします。
ミノムシが食害する葉や茎に、カルホスやディプテレックスなどの中毒死させる効果のある薬剤を散布し、春から秋までに、月に1〜2回使用して殺虫します。 |
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15.カキミガ (ヘタムシ)
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カキの果実の中に食い入り、落果させます。 カキは必ずこの被害にあいますので要注意です。 |
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| 春と秋の年2回の発生にあわせて、スミチオンを木全体に散布します。 |
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16.モモ シンクイガ
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| その名の通り、モモの果実の中に入りこみ食害をします。 |
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果実の中に入り込まないように、事前に袋かけをします。
入り込まれてからの対策はありません。 |
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17.コガネムシ の幼虫
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堆積した落ち葉の中にいることが多く、エサは落ち葉や木などですが根も食害します。
この仲間のドウガネブイブイは、植物の根を食害しますが、一般には落ち葉などを食べます。 |
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成虫になると飛来してツボミや花弁を食い荒らしますので、幼虫駆除が決め手になります。
7月から10月が発生時期です。
8月から9月にかけて月2回程度、ダイアジノンやカルホスなどの薬剤を重点的に土壌に散布します。
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18.クスサン
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大型で白い体毛を密生させた青白いケムシで、大発生すると、植物は食害により丸坊主にされます。
その名の通り、もともとはクスノキに発生する害虫ですが、かなり雑食性で、イチョウやクリ、サクラ、ウメ、モモ、ナシ、リンゴ、カキなども食害します。 |
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樹幹に生まれた卵はよく目に付きますので、発見したら
石などでつぶしてしまいます。
また4月ごろの幼虫発生時期は捕殺します。
薬剤散布は、幼虫の時期にスミチオンなどを葉を中心に散布します。
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19.ウメケムシ
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ウメには、ケムシ類が発生しますが、このケムシ類をまとめてウメケムシと総称しています。 その代表格がオビカレハです。
年に1回発生し、小枝の下に産み付けられたリング状の卵で越冬します。 |
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木の上にある巣を発見して除去しますが、大量に発生しますので気持ち悪がる人もいるかもしれません。
大量に発生した場合は、スミチオンを巣や害虫に集中的に散布しますと、約30分程度で死に落下してきます。
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20.マツクイムシ
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| 俗にマツクイムシと呼ばれ、マツ類の大敵として恐れられてきた害虫の正体が、マツノセンチュウであることが分かったのは、つい最近のことです。
体長わずか0.6〜1mmのミミズのような形で顕微鏡でのぞくと樹液の中を泳ぐ姿が確認できます。幹など木の内部に侵入して養分を吸収して、木を内部から破壊します。 |
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| この害虫は、カミキリムシがかじった後の傷口から侵入しますので、まずカミキリムシを駆除することがポイントになります。また、発生後は専門業者に任せるべき難病です。
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21.センチュウ
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ネコブセンチュウとネグサレセンチュウは、土の中にいて、植物の根を傷つける害虫です。 ネコブセンチュウは根に群生する小さな虫で、ネコブセンチュウに取り付かれた部分は、徐々に腐り始めます。ネコブセンチュウとネグサレセンチュウは、ともに木が養分を摂取する根を食害しますので、樹勢が弱まり生育不良を起こします。
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| 立ち枯れ病、青枯れ病のどの病気も、根が土中の細菌に侵されることから起きます。この病気は、移植などの時に根を傷つけたために起きる場合が多く、それが原因で病気が発生することがあります。移植や除草、施肥のときは十分注意してください。
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