| ・別名/なし |
| ・分類/落葉広葉樹 |
| ・原産地/中国 |
| ・生育適地/日当たりと排水のよい場所ならば、土質は選ばない。肥沃な土地ならなおよい。東北地方南部より
南の全国で植栽可能。(早春を彩る、有名梅園が各地にある) |
| ・性質・特徴/ハナウメとしての品種は、江戸時代より多く改良作出され、200〜500種類ある。園芸品種
としては、大きく分けて「野梅性」「紅梅性」「豊後性」「杏性」の4性があり、この4性のほかに枝垂性や斑入り葉などがある。「野梅性」は、本来のウメの
性質をもったウメとは少し変わっていて、葉が小形で枝つきが細かく、さらにそのなかに紅筆性・難波性・舌軸性がある。「紅梅性」は、枝が細く花が白色で
あっても、紅梅で、枝を切って髄が紅色であれば紅梅性になる。「豊後性」は、枝が太く葉は大きく丸みがあり、葉面に毛がついているウメとアンズの交配種の
中間型種。「杏性」は、「豊後性」に似ているが、枝と葉が小ぶりで、葉面に毛がない。 |
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| 剪定・整枝; |
| ウメは、仕立て方によっていろいろな樹形が楽しめますが、場所やほかの樹木との調和を考え自然形で仕立てた
り、広めの庭ならば盃状仕立てにして管理しやすく育て、株一面の花を楽しむこともできます。 昔から"サクラ切る馬鹿、ウメ切らぬ馬鹿"と言われるよう
に、せん定はていねいに行い、徒長枝や逆さ枝、混みあったふところ枝、弱く細い弱枝などを切りとり、樹形を乱さないようにします。 花芽は、前年に伸びた
枝の元の方にある短枝に多くつきますので、この短枝をたくさん出させるのがコツです。いずれも、落葉中の冬期の12月から1月に行ないます。 |
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| 病害虫; |
| 病気では「黒星病」「膏薬病」などがあります。ウメは、とくに害虫のほうが多いのが特色で、そ
れらは、ウメケムシ、イモムシ類、アブラ
ムシ、コスカシバ、ウメシロカイガラムシ、ノコメトガリキリガ、ウメスカシクロバなどです。
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| 病害虫の見つけ方; |
「黒星病」…雨が多く日照不足となり、また急に晴れて高温になったりすると発生しやすいもっと
も恐ろしい病気です。葉に黒い円形の斑紋ができて、病気にかかった葉は落葉し、木の勢いがなくなります。
「膏薬病」…枝や幹一面に、軟膏を張りつけたようにカビが発生します。これは、木から養分を奪い取るのではなく、カイガラムシから養分をとり生育するカビ
の一種で、菌のはびこった部分が締めつけられたようになってへこんできますが、木が枯れることはありません。
ウメケムシ(オビカレハ)…枝の分岐部に天幕を張ったような巣を作りケムシが群生します。新葉を食害し、木を弱らせます。そのほかのケムシやイモムシも多
く発生します。
アブラムシ…春に伸びた新芽に多数群がり、養分を吸い取り葉を縮れさせ、ひどいときには枝
枯れをおこします。
コスカシバ…幹の樹皮下に食い入り、白い幼虫が幹を食い荒らしますので、ひどいときは枯れます。 |
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| 肥料(施肥); |
| 1月中に、寒肥として、有機質を主体として堆肥に鶏糞・油柏・骨粉な
どを混ぜ、リン酸カリ分の多い化成肥料を加え、根元に埋めこみ、草木炭(草や木を焼いた肥料)やクン炭なども根元に軽く穴を掘り与えてもよいでしょう。追
肥として、4月に少量の化成肥料のバラまきと、8月末ごろに鶏糞や骨粉を少量穴を掘って埋めこみます。いずれの時期の肥料も、チッソ分の多い肥料の与えす
ぎはさけます。 |
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